豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

一代元 鹿沼栄店        訪問日2015年12月29日




暮れも押し迫ったある日の夜、珍しく鹿沼方面を徘徊してました。
『最近カミさんと、行動を供ににしてないなぁ。』
そう思いながら、新しいラーメン屋の開拓です。






今回は少しだけ足を伸ばして鹿沼方面を徘徊していると、何やら挑戦的な出で立ちのアンちゃんがコッチを睨んでいます。

『オゥオゥ、ケンカ売るなら、いつでも買うぜ!』
よく見るとラーメン店の看板です。看板如きのクセに豚をビビらせるとは不届き千万、コレは店の挑発に乗ってみない手はないです。







さっそく車を降りて、店の前に立ちます。

何だか今まで訪問したラーメン店とは、雰囲気が違います。その佇まいはまるで、来る者を選んでいるようです。






店内に入るとそれは、ラーメン店というより、隠れ家的レストランといった雰囲気です。

『ヤっちまった…』
どうやら最近巷で噂のラーメン一杯1万円もする高級ラーメン店に迷い込んでしまったかも知れないです。今日の財布の中は10万円程しか入っていませんが、果たして足りるのでしょうか。






恐る恐るメニュー表を手に取ります。やはりこの店は、お客様のニーズに合わせて、2種類のスープから選べるようです。

しかもスープによって、丼の色も変えているようです。色で区別をしていると言えば、回転寿司の皿の色も値段で色分けしてますよね。
果たして10万円で足りるのでしょうか…。






『ドコが高級ラーメンだよ!リーズナブルな値段設定じゃねーかよ!』と言われそうですが、普段から高級店に馴染みがない皆さんが知らないのもムリもありませんが、これは消費税の金額が記しているだけです。

したがって、『熟成とろ玉ラーメン』の価格は、税込み8775円になります。
これなら今日の持ち合わせで足りますね。






さすが高級店です。味のバリエーションの数が多いですね。
トッピングで種類を増やす店が多い中、味噌・醤油・塩はもちろんの事、鶏ガラやトンコツの他に酸辣湯につけ麺など、選ぶだけで3日ぐらいかかりそうです。





コースの料理も盛りだくさんですね。デザートの杏仁豆腐が消えているのは、納得出来る食材が手には入らなかったのかも知れないですね。

素材にこだわる高級店なら仕方のない事ですね。






店舗限定のセットメニューです。立地上、一般の庶民の方も偶に迷い込んでしまうので、そのようなお客様の為に、セットメニューも用意してあります。

ちなみに『税抜』とあるのは、消費税だけ抜き出して書いてありますという意味です。
一応、念のため。






担々麺に卵が入ったラーメンです。残ったスープにライスを入れるという発想、普段から高級店しか利用しない豚耳には、斬新な食べ方です。

今度訪問したときに試してみたいと思います。






こちらは『ワンタン麺』というメニューです。見たところ水餃子とラーメンが一緒になったメニューのようです。

高級店に訪れるお客様の大部分は、ワガママな性格です。
『アタイ、ラーメンと水餃子を一緒に食べた~い。おカネならいくらでもあるだからぁ~!』
きっとこの店は、お客のワガママに答えてきた結果、メニューの種類が増えていったのでしょう。







こちらは『おこさまメニュー』です。

やはりセレブなお子様は、例えラーメンにもお菓子やオモチャがないと満足しないようです。
こうしてメニューがあるということは、セレブなお子様の要望が多かったのでしょう。






工場直送のアイスクリームです。

豚耳の小耳に挟んだのですが、知り合いの奥さんのいとこの友人の同僚の知り合いが、イタリアでアイスクリームの工場を営んでいて、日本のラーメン店に輸出していると聞いたことがあるのですが、まさかこの店が…。






ラーメンを注文し店内を見回します。シックな内装がここがラーメン店ということを忘れてしまいます。

ひょっとしたら見たこともないようなラーメンが出てくるかもしれません。






ラーメンが運ばれてきた瞬間、豚耳のヨダレが一瞬にして凍り付きました。

『なんだ!このドンブリは!』
まるで洗面器のような大きさで、もし豚耳が食事中に睡魔に襲われ眠ってしまったら、ラーメンスープの中で溺死してしまう危険性を感じます。






分かりやすいように、七味唐辛子の瓶と比べてみると、一目瞭然ですね。

一応、麺の量は2玉ですが、楽に5玉は入るでしょう…。
裏メニューで、特盛りやメガ盛りがあるかも知れませんね。






今回はトンコツスープをチョイスしてみました。

見た目の通りドロッとした濃厚なスープですが、臭みは少なく上品な味になっております。
さすがセレブ御用達のラーメン店ですね。使ってる豚もきっとブランド豚なのでしょう。






麺は中太のちぢれ麺で、モッチリとしておいしいです。






『あれっ?このチャーシューは…!』

元学級委員長の青木君です。こんな変わり果てた姿になってしまわれて…、でもこんなに厚いチャーシューなら、青木君もきっと喜んでいるでしょう。






セットの餃子とライスです。ホントは庶民限定のメニューですが、今回は特別に作ってもらいました。

皆さんは心配しなくても、作ってくれるので安心してください。






餃子は厳選素材を使っているので、セットには3個しか付きませんが、味の方はやはり厳選素材を使用しているだけあって、サイコーです。文句の付け所がありません。






さすが高級店なだけあって、最後まで美味しくいただけました。

看板の挑発的な絵も納得の味でした。
次は宝くじが当たったら、カミさんを連れて再訪問してみたいと思います。