豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

博多ラーメン 万々        訪問日2016年1月13日




新幹線の高架下で営業しているラーメン店があると聞き、これは無理矢理に、事件に仕立て上げねばならぬと思い、早速カミさんを連れての潜入捜査です。


怪しい匂いプンプンなので、詳しい場所は差し控えさせて頂きますが、ミニストップ宇都宮川田町店のある交差点を東に進み、新幹線の高架下右側に、件のラーメン店があります。




今回は場所柄、近隣にはカラフルな看板の宿泊施設があり、妖しい雰囲気満点で、生命の危険も脅かされる可能性もありますので、店名の入った暖簾にモザイク処理を入れています。





店内に入ると、深夜0時頃だというのに、男女のアベックが数組居て、なかなかの大盛況です。
席を詰めてもらい、なんとかカウンター席に座ります。





店内を見回すと、メニュー表らしきものが存在しません。
『この店はお客の雰囲気で店主がメニューを決める店なのか!?』
どんなラーメンを作ってくれるのか、期待で胸をCカップに膨らませ、店主の姿に魅入ります。


10分ほど待ったところで、お姉さんが声を掛けてきます。
おーっとコレは、新手の売春婦か?


『ご注文はお決まりですか?』
違った意味で驚きです、まだ作って無かったのかよ。


『あのぅ、メニュー表は…』
『こちらの中からお選びください』





よく見るとカウンターの上の方に貼ってあります。
博多ラーメンと限定してるだけあって、品数は至ってシンプルですね。


『チャーシュー麺、大盛で!』
『スイヤセン…ドンブリが普通サイズしかないんで、足りなければ替え玉を注文してください。』





カミさんのオーダーした『赤ラーメン  2辛』です。
見てるだけで、喉の奥がヒリヒリしてきます。





『チャーシュー麺』です。ドンブリにチャーシューが張り付いていて、箸で取りづらいです。
その時ひとりの中年男性が入ってきました。
『あっ…先程はどーも…』


奥の席のカップルの女性が軽くお辞儀をしました。
どうやらこの店に訪れるカップルのほとんどは、デリヘル嬢と運転手のようです。
どうやらこの中年男性は、お客のようです。


ウチのカミさんもデリヘル嬢に見えたのでしょうか。
とりあえず私が客なら、即チェンジします。





豚骨のスープは臭みがなく、とっても飲みやすく、ほんのり甘さを感じます。





チャーシューは薄くもなく分厚くもなく、普通の厚さです。
食パンに例えるなら、トーストにしてもサンドイッチにしても良しの、6枚切りのオールマイティーさを兼ね揃えています。


このチャーシューなら、ラーメンに入れてもニップレスにしても、間違いなしでしょう。





麺は博多ラーメンらしく極細麺です。麺の堅さは初めてなので無難に普通をチョイス。
スルスルと喉を通り、これならいくらでも食べられそうです。





麺を食べ終えたところで、生まれて初めての替え玉注文です。
替え玉の大御所といえば『なべ  やかん』が有名ですが、私の場合どんな替え玉が出てくるのでしょうか。





『こんなん出ましたぁ~』
想像していた替え玉と、かなり違いました。
これじゃ何のため、カミさんに注文させたのか分かりません。


隣ではカミさんが、私の思惑など気付かずに、呑気にラーメンを啜っています。





2杯目はニンニクを投入してみます。


『あれっ…さっきの…』
今度は小太りの男性が、別のお客の女性に挨拶です。


『アタシも知ってる人と会うかも知れないわね』
カミさんはこの知り合いのシステムに、気が付いてないようです。





博多一口餃子です。ひと口餃子というだけあって、過去に訪問した『花の杜』の餃子と比べると、三分の一の大きさです。
大は小を兼ねるが信条の豚耳としては、物足りない大きさです。





『替え玉、堅さ普通で!』
すっかり替え玉というシステムが気に入りました。
これなら頼みすぎて後悔する心配は無くなります。自分のお腹と相談して量を決められます。


『あれっ!?麺が少し硬くね?』


隣でカミさんのヤツが『アレ!?知らなかった?替え玉する時はスープが温くなるから、段々柔らかめの麺に替えていくのがセオリーだよ。』


知ってたら最初に言わんかい!





食べ終わってくつろいで居ると、また来客が…
『ネギ味噌チャーシュー大盛』
『スイヤセン、ウチは…』
博多ラーメンのシステム、まだまだ栃木には浸透してないようです。





そんなこんなで店を出ようと会計していると、誰かが豚耳の肩を叩きます。
振り返ると厚化粧の女性が…


『先程は、どーも。』