豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

ラーメン 武蔵         訪問日2016年1月17日






仕事で目の前を通る度に『タケゾーのヤツ元気かなぁ…』と昔を懐かしみ、いつか再会を果たそうと思い続け、やっと念願が叶う日がやってきました。





『アイツ何時からラーメン屋なんか始めたんだろう…』

でも『タケゾー』という名前は、日本人でそう多くはないので、おそらく間違ってないでしょう。

そういえば昔は違う住所だったような気がしますが、きっと結婚でもして、住所も変わったのでしょう。





店内に入り、空いているテーブル席に座ります。

本当はタケゾーの仕事姿を見たくて、カウンター席に座りたかったのですが、カウンターの上は、ドンブリやコップが乱雑に置かれ、席の半分以上のスペースを占領してました。

相変わらず整理整頓が苦手なようです。

中学校ではいつもロッカーの中がいっぱいで、扉が閉まらなかったのを思い出しました。





店内は団体のお客さんが居ることもあり、結構な賑わいです。

店員さんもかなり忙しいのか、常に動き回っていました。

これでは久しぶりの再会を喜ぶ場合ではありません。先にラーメンを食べて、タケゾーの手が空くのを待つことにします。


ここの店員さんは若く、美人な女の子ばかりです。タケゾーの娘でしょうか?。

顔はタケゾーに似てないので、きっと母親似なのでしょう。






注文を待つ間、店内を見回すと、こんなものを見つけました。

相変わらず、こだわりの多い男です。

そういえば中学校時代も、運動靴は必ず『アシックス』を愛用してましたね。

クラスメートからは『アシックセー』と呼ばれていたことを思い出しました。


確かに足は臭かったです…。





昔を懐かしんでいると、ラーメンが出来上がったようです。

ちなみにカミさんは、『辛味噌ラーメン』を注文しました。





私はタケゾーの手間を掛けたくなかったので、カミさんと同じメニューにしようとしましたが、辛いものが苦手なので仕方なく『味噌ラーメン』をオーダーしました。


けっこうな具だくさんなラーメンです。もしかすると私の存在に気づいたタケゾーが、サービスでトッピングを載せた、特別バージョンかも知れないです。





スープはしっかりとして、とても味オンチのタケゾーが作ったとは思えない完成度です。





麺は中太のちぢれ麺です。





チャーシューは、お馴染みの煮豚ではなく、叉焼豚を使っています。こんなとこにもタケゾーのこだわりが垣間見えます。


『チャーシューといえば焼豚だろ!』


タケゾーのそんな声が聞こえてきそうです。





オイオイ、いくら何でもサービスのし過ぎだろ。

久しぶりの旧友との再開とはいえ、コレじゃあ儲けが殆どありません。


算数が苦手だったから、原価計算が出来ないだけかも知れませんが…





餃子も他店と比べて、大きめのサイズです。

やはり原価計算が出来ないのか、はたまた負けず嫌いなだけなのか…。


彼の性格から言って、間違いなく前者の方ですが。


食事が終わってタケゾーの手が空くのを待っていると、こんなものが…。





『22年前の創業当時って、アイツ去年まで工場勤めだったじゃねーかよ。』

写真の人物も、タケゾーと比べ物にならないほど、スマートです。


夢中でラーメンを啜っていたカミさんが一言、

『さっきからタケゾー、タケゾーってうるさいけど、この店ムサシだよ。』