大谷公園 訪問日2016年5月18日
最近は外国人のトラベラー達のあいだで、栃木がブームになりつつあるようです。
栃木の有名観光地としては古くから、日光や那須が有名ですが、最近では足利市にあるフラワーパークが新たな観光スポットとして注目されているそうです。
そんなニュースを聞いて、自称宇都宮の正統派ブロガーとして、この状況をだまって見過ごす訳にはいきません。
『このブームに乗り遅れるわけにはいけない』
てなわけでここまで全くのボケなしで書いてきましたが、今回に限ってはできるだけボケを排除してお送りしたいと思います。
さっそく宇都宮の観光スポットを紹介するにあたって、数ある観光地の中から豚耳がイチオシのスポットを紹介したいと思います。
今回ご紹介する観光スポットは、『陥没する街 大谷(おおや)』です。
大谷石で有名なこの町は、大谷石の採掘が最盛期の頃は町自体にも活気があり、商店等が立ち並び人が溢れ返っていたようですが、現在では御覧のように、すっかりさびれた感が否めません。
やはり土地の陥没が人々を寄せ付けない、秘境の町へと変えてしまったのでしょう。
宇都宮市は大谷石を使った建造物がたくさんあります。
以前このブログで紹介した松ヶ峰教会は、大谷石を使った建造物としては最大級のもので、宇都宮の中心街にあることなどから、観光としてはこちらのほうが便利です。
『いやいや、ミーは沢山の大谷ストーンの建造物が見たいのだよ』
このようなファンキーなトラベラーには仕方なしに大谷を勧めますが・・・。
こちらの岩は『天狗の投石』と呼ばれ、大谷の陥没と並び称され、地元の原住民からは恐れられている存在です。
『こんなIT時代に天狗伝説なんて信じてるヤツなんかいねーよ!』と思われる方も居られるでしょうが、私もそう思います。
天狗がこんな岩を動かせるはずないです。
豚耳が思うにこれは大谷平和観音の仕業と考えるのが、妥当と考えるべきではないのでしょうか。
こちらもたぶん奇岩と呼ばれるものの一種なのでしょうか。
実はこの大谷には、『奇岩の中の奇岩である伝説の爆弾岩もあるんじゃねーの?』という噂を聞いたことがあります。
この伝説が本当であれば、あの陥没の謎も解明できます。
こちらの岩は『親子がえる』です。
たしか伝説はこんな感じだったと思います。
むかしむかしDQNカエルの親子が日向ぼっこをしていると、ドレッドヘアの大谷平和観音様が通りかかりました。
『おいおい、観音様のくせに、ずいぶんファンキーな髪型をしてるじゃねーかよ!』
DQNガエルの親子が観音様にヤジを飛ばすと、観音様は『キッ!』とDQNガエル親子を睨むと、こう言いました。
『これは髪の毛なんかじゃないもん!』
そう言い放つと一斉に髪の毛らしき物が、DQNガエルを睨みつけます。
『ひぃぃぃーーーー!』
なんと観音様の頭には、カエルの天敵であるヘビが移植されていたのです。
こうして今もなお、DQNガエル親子はヘビに睨まれたカエル状態で動けないでいるのです。
こちらの慰霊碑は大谷石の採掘で亡くなった方々の慰霊碑かと思いきや、実は第二次世界仁義なき戦いで亡くなられた方々の慰霊碑だそうです。
豚耳もずっと勘違いをしており、合コンなどで知ったかぶりをして自慢げに話をしてました。
関係者の皆様にはこの場を借りて謝罪したいと思います。
実はこちらの公園、今でこそ観光向けに整備されておりますが、豚耳の子供の頃にはブランコや砂場などがあり、いわゆる遊具などがある児童公園が併設されていました。
しかし昨今の少子化問題や人口の減少などで、公園のあり方の方向転換を余儀なくされたのでしょうか。
そういえば豚耳が子供の頃には、あっちこっちに児童公園があり、豚耳のテリトリー内だけでも5か所くらいの児童公園がありました。
夕方になるとママ友たちが手分けして探しに来たのを思い出します。
そんな子供たちの公園も減り、遊び場を失った子供たちは、コンビニやハンバーガー店に屯する姿を目にします。
そのうちに居酒屋で飲んだくれる小学生の姿を目にするようになるのも、遠い未来の話ではないのかもしれません。
そうなる前に市政の力でなんとか問題を解決してほしいものです。
話が少しだけ険道に逸れましたが、酷道に戻ります。
こちらが今回の主役、あの数々の伝説を打ち立てた悪名高き大谷平和観音です。
図体だけはかなりデカいです。ちなみに業界用語で『たいずーかいでー』といいます。
どれくらいかいでーかと申しますと、身長が88尺8寸もあります。
これでは分かりづらいと思いますので現在の単位に直しますと、およそ17.26hydeになります。
実はこの平和観音、有名な特撮ヒーロー番組にも出演して、俳優デビューもしておられるんですよ。
怪獣にやられそうになっているウルトラマン80を、大谷平和観音が登場してやっつけるという内容だったかと思います。
何せ歴代のウルトラマンシリーズでも一番影の薄いウルトラマン80です。
その中のたった一話のワンシーンなんか、覚えているだけでも無理な話です。
すぐ横には階段もあり間近で観音様の御尊顔を拝見することもできます。
それにしてもホントにかいでーですね。
大谷寺も見学しようと思ったら、大量の中国人が押し寄せていたので、今回は諦めました。
彼らは大谷石の置物も爆買いするのでしょうか・・・。
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