大谷資料館(前篇) 訪問日2016年5月18日
大谷公園を堪能した豚耳一行は、更なる七不思議スポットに向かって足を進めます。
さすが大谷石の街だけあって、住宅も木造や鉄筋コンクリートの住居以外ほとんどの家が大谷石で作られているのです。
見た目のイメージでは、夏涼しく冬冷たいという、まさにクーラーいらずの究極のエコハウスと言えるでしょう。
ログハウスに変わる新しいトレンドになるかもしれませんね。
この中に爆弾岩が隠れているのかもしれません、メガンテを唱えられる前に先を急ぎます。
この日は気温が高く、木陰に入ってもデブ汗をかくほどの陽気でした。
昔懐かしいボンネット型のトラックです。実際に大谷石の採掘で使われていたようです。
大概このような廃車のトラックが置かれている場所は、むかし大量殺人や一夜にして村人全員が謎の死を遂げた、いわくつきの土地と相場が決まってます。
これから豚耳たちを襲うであろう恐怖に戦慄を覚えつつ、さらに足をすすめます。
『なんだよ!駐車場コッチにもあったのかよ!』
大谷公園入り口付近の駐車場に車を停めてきた豚耳一行は、恐怖を隠すことができませんでした。
炎天下の中、あの距離を歩いて戻るのかと思うと、身体の震えを抑える事ができません。
駐車場の奥には、なにやら怪しい建物が・・・。
そうです、ここが我らが宇都宮市の誇る最恐心霊スポット『大谷死霊館』なのDeath(デス)。
これからみなさんを禁断の恐怖の世界へ御案内したいと思います。
日本全国数ある心霊スポットの中でも唯一入場料を取るのは、此処と遊園地のお化け屋敷ぐらいではないのでしょうか。
これから起こるであろう最恐の恐怖に、期待で胸がFカップに膨らみます。
さすがは大谷の死霊館、受付カウンターも大谷石で出来ています。
カウンターの角に足の小指をぶつけたら骨折間違いなしです。
中に入ると大谷に伝わる古の伝説や、呪われた道具を見る事ができます。
その辺のお化け屋敷と違って、此処に展示してあるものは全て、実際に使われたものを展示しているため、より一層恐怖心が増してきます。
こちらの展示物は『かぐらさん』とかいてあります。
これは大谷に伝わる伝説の一族、『神楽さん』の変わり果てた姿なのでしょうか。
こちらは切出した大谷石を運搬するために使われた道具です。
レールを使って重たい石を運び出すという画期的な物でしたが、事故も多く何人もの血を吸ってきたに違いありません。
こちらの道具はハンドウインチと呼ばれるものです。
歯車に手を巻き込まれる事故が多発したため、このような名称が付いたと思います。
壁一面に凶器が展示してあります。
大谷の血塗られた伝説が真実味を帯びてきます。
この大八車みたいなものは、妖怪『朧車』ではありませんか。
計り知れない大谷伝説の闇の深さを感じぜずにはいられません。
こちらはチェーンソーだそうです。
映画『13日の金曜日』さながらの、恐怖を彷彿とさせます。
次回、後篇へと続きます。
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