豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

カップルと煙は高いトコに昇る⁉ 【東京タワー】 訪問日2016年8月24日


豚耳さんぽ東京遠征編もいよいよ最終章に突入です。


今回の旅の目的は、ふなっしーの武道館ライブの他にもうひとつ、今回の訪問地である東京タワーです。


実は豚耳、東京へは数えきれないほど来ているのですが、お恥ずかしながら東京タワーには一度も昇ったことがなかったのです。


今回は初東京タワーという事で、夫婦共々天にも昇るような気持ちでやってまいりました。








今回の訪問は午後7時頃の訪問という事もあり、今夜中に自宅のある宇都宮に帰らなければならないという制約があるので、わずか1時間少々の滞在時間であるため、東京タワーの観光の目玉オヤジである、フットタウンには寄らずに展望台に向かうことにしました。



『どうせフットタウンなんて蝋人形館しかないんでしょ⁉』



田舎者の知識なんて所詮そんな程度です。








エレベーターボーイのお兄さんの案内で、一気に地上125mにある大展望台に向かいます。




そういえば豚耳、むかし一度だけ東京タワーに来たことが事がありました。


東京でビッグになった従弟が、親戚一同に自慢するために、わざわざ東京の青山で結婚式を挙げた時のことです。


自慢の息子だったのでしょうね、叔父がわざわざバスを借り切って、親戚一同を東京に呼んだのです。


しかも僅か20人程の為にマイクロバスではなく大型バスをチャーターして・・・。


午前中の式だったので、お昼過ぎにはお開きになり、東京を後にすることになったのですが、叔父の計らいで『せっかく東京まで来たんだから、東京見物でもして行ってくれ』という事で、東京を観光することになったのです。



当然ながら『生きてるうちに一度だけでも東京タワーに昇ってみたい』という長老たちの意見が優先され、子供組の『お台場に行きてぇ~』という意見は従姉たちに阻止されてしまいました。


親戚たちのワガママにも、さすがプロのバスドライバーです。途中二度ほど道に迷い、道路をUターンして交番に着けるなどの荒業を見せながらも、どうにか東京タワーに到着しました。


初東京タワーに親戚一同興奮気味にバスを降りようとしたその時、それまで眠っていた豚耳の実弟が血相を変えて飛び起きたのです。




『オレ今晩夜勤なんだよ! 事前に何の相談もなく勝手に予定を変えないでくれよ! 早く宇都宮に戻ってくれ!』


『オマエだけ歩いて帰りやがれ!』




我が弟ながら、空気の読めない男です。


せっかくの結婚式でのオメデタ雰囲気も、バカ弟のせいで台無しです。


100キロ以上の道のりの中、カラオケで盛り上がることもなく、全員無言の帰宅をしたのでした。



そんな豚耳の10年越しの夢がやっと叶ったのです。








夢にまで見た東京タワーの大展望台に到着です。


昼間訪れた都庁の展望室に比べたら、高さはないのですが、壁などの遮るものがない360度のパノラマビューは、圧巻のひと言です。


宇都宮にいたら体験することが出来ない高さに、高所恐怖症の豚耳夫妻も、足元の震えを隠すことが出来ません。








夜の帳が降り始めた都会のロマンチックな景色は、まさに幻想的です。


この時間に訪れる人たちも、観光客よりもカップルが9割ぐらいと多いです。


あっちこっちで『この夜景、すべてオマエのモノや』と口説き文句が聞こえてきますが、いったい東京は誰の物なんでしょうか。


ほとんどの女性たちは、宇都宮の夜景で充分な気がしたのですが・・・。








大展望台は2層構造になっていまして、エレベーターを降りた階は上の階だった為、トイレがある下の階に降りると、下の展望室はこのような青色のLEDで装飾されていました。


外の景色と相まって、まるで天の川の中を漂っているような錯覚に陥ります。


カミさんの顔を見ると、ブルーライトに照らされ、青白く見えます。



『・・・と・・・トイレ・・・どこ?』



そうです。 下の階に降りてきた理由を忘れるトコでした。








更に上を目指してエレベータに乗り込みます。


次に向かうのは、地上223メートルにある特別展望台です。


先程の都庁での教訓を生かし、今回は大展望台で気圧や酸素の薄さに身体を慣らしたので、高山病に掛かる心配はありません。


もちろん気圧の差で身体が破裂する心配もありません。








ご覧くださいこの景色! 手元にワイングラスがあればサイコーですね。


豚耳でなくても、この景色を見たら、思わず世界征服を企ててしまいそうですね。


東京タワーからの景色で世界征服を企ててしまうのですから、東京スカイツリーに昇ったら、いったいどうなってしまうのでしょうか。




帰りの電車に間に合わなくなるので、名残惜しいですが、東京タワーを後にします。


それではみなさん、良いお年を。