千葉県は醤油の生産量が日本一 【ヤマサ醤油】 訪問日2016年11月2日
絶賛入院中の豚耳です。
入院中の事ばかり書いていても気が滅入ってしまいますので、今回はまだ完結していない銚子観光編をお送りしたいと思います。
ちなみにこの銚子観光編、半年以上も前の出来事なので、ただでさえ記憶力が悪いうえに、二度の脳梗塞で脳みそのメモリが不足しているので、若干記憶違いもあるかと思いますが、その点に関してはご了承ください。
やって来ましたのは【ヤマサ醤油 銚子工場】です。
こちらの工場では見学をするために事前の予約が必要ですが、特に見学人数に決まりはなく、個人の方でも気軽に申し込めるのがいいですね。
豚耳たちは当日の朝に予約を申し込みましたが、特に問題なく受け付けてくれましたので、もし彼女から急なデートの誘いがあっても、ここなら対応できますね。
銚子には他にも醤油工場がありますが、今回ヤマサ醤油を選んだ理由として、【しょうゆソフトクリーム】が食べられる事も理由のひとつです。
このブログでは過去にもいろいろなソフトクリームを紹介してまいりましたが、このしょうゆソフトクリーム、どんな味がするのか今から期待で胸がフラメンコを踊ってしまいます。
門を入るとすぐ目の前に、工場見学者の受付所があります。
さすが日本で一二を争うほどの醤油メーカーですね、見学者用の受付と見せかけて、スパイなどが侵入するのを監視しているのでしょう。
豚耳たちは予約していたので問題はなかったのですが、うっかり予約をせずに侵入してしまったら強制収監されていたかもしれません。
受付をすると、『工場見学のしおり』が渡されます。
内容は確か醤油の歴史とか、醤油のできるまでとかだったような気がします。
病院でこのブログを書いているため、しおりの内容を確認できませんでした。
敷地内を見回すと、記念撮影用に置かれた大きな醤油樽が置かれています。
どうやら実際に使われていたものらしく、ほんのりと醤油の香りが漂っています。
まぁ醤油工場なだけあって、敷地内は常に醤油の香りが漂っているのですが・・・。
ちなみにこのヤマサ銚子工場、創業は正保元年で広さは畳に換算するとおよそ14万畳だそうです。
豚耳んちで換算すると、約875軒分になります。
毎年固定資産税だけでも凄い金額になりそうですね。
他の見学者が揃っていないので、揃うまでの間、許可されたところを自由に見て回ります。
こちらの機関車、日本では珍しい石油を燃料としたドイツ製のディーゼル機関車です。
大正末期に輸入され、豚耳が生まれる5年前までヤマサの工場内で活躍したそうです。
見る限りとても90年も前に製造された機関車とは思えません、もしかしたら今でも夜な夜な走っているのではないでしょうか。
ありました! ここに来た最大の目的!(笑)
こちらの建物は、展示室とフードコート(?)が併設されており、展示物を眺めながら飲食ができます。
ちなみにこちらで煎餅を購入すると、手焼き煎餅の体験ができるそうですよ。
こちらが豚耳の購入した『バニラカップ特製しょうゆがけ』(250円)です。
甘いバニラと醤油ソースが合わさって上級なハーモニーを醸し出していて、不思議と上品な味噌を食べている錯覚を覚えます。
ちなみにカミさんは『バニラとしょうゆソフトのミックスソフト』(250円)を購入しましたが、先にカミさんのが出来たため、豚耳のソフトクリームが出来上がった時には、1/3ぐらい食べてしまったので、写真を撮ることが出来ませんでした。
併設されている資料館には、醤油造りの道具やヤマサ醤油の歴史、何故か蒸気ポンプ車と呼ばれながら人力で動かす消防車等が展示してあり、これだけでも見応えがあります。
開始時間になりましたので、工場見学センターに戻りますと、まだ到着していない見学者がいるらしく、待っている間にチョット記念撮影。
ちなみにカミさんが二本指を立てているのは、『さっき立替えた駐車料金の200円、忘れんじゃねーぞ!』のサインです。
やっと人数が揃い、いよいよ見学がスタートです。
まず初めに、ヤマサの歴史や醤油の歴史を学ぶため、20分ほど映画を見ます。
できれば皆さんに内容をお伝えしたかったのですが、実は豚耳、映画を見るのが苦手でして、映画が始まると5分以上起きていることが出来ないのです。
『それよりも豚耳!写真には見学者が写っていないじゃんか!』
ええ、この日の見学者は豚耳たちを入れて、4組8名でしたから全員後ろの方の席に座っていたので写真には写っていないんです。
これが夏休みとかですと、ディズニー・シーのタワー・オブ・テラーのような賑わいになるんでしょうけど・・・。
映画を見終わると、今度は実際に工場の中を見学してまいります。
ちなみにこれより先は撮影禁止なので、写真はヤマサのホームページより拝借しております。
見学センターを出ると、目に飛び込んでくる巨大なタンク。
高さ20mもあるこのタンクは、原料サイロと呼ばれ、醤油の原料である大豆や小麦の他に、ヤマサの夢や希望や野望がたくさん詰まっているそうです。
こちらは麹室(こうじむろ)の様子を分かりやすくしたサンプルです。
原料である大豆・小麦・夢・希望・野望を企業秘密である分量だけ混ぜ、これまた企業秘密であるヤマサ菌と呼ばれる麹のネタを合わせ麹を育てます。
ここでは1日目、2日目、3日目と麹の変化する様子がわかりやすく展示されています。
そういえば中学生の頃、クラスメートのス◯キ君は、クラス全員から愛されるキャラクターで、みんなから『スズ菌』という愛称で呼ばれておりました。
そんな人気者の『スズ菌』も、1年生、2年生と段々に出席日数が減り、3年生の秋頃からは学校へ来ることも無くなってしまいましたが・・・。
こちらの樽のようなものは、見学者が樽の中に入って実際に醤油が出来るまでの様子を、映像や音でバーチャル体験できる設備です。
醤油工場とは思えないほどのハイテク装置ですよね。
さてどれだけハイテクなのか豚耳が説明していきたいと思います。
中に入ると真っ白な床に、模様が浮き出てまいります。
これは醤油の元となる『もろみ』と呼ばれるもので、時間が経つにつれ、どんどん床の模様が変化してまいります。
さらに床は変化してゆき、最後は赤い液体へと変化します。
ここまでくると見学者達は、樽の淵にしがみついていないと、液体の中に沈んでしまいます。
豚耳たちの時は無事だったのですが、この写真は、ガイドさんの言う事を聞かず走り回ったために、沈んでしまった瞬間を撮影した物らしいです。
水面に刻まれた波紋が物悲しく感じてしまいます。
良い子のみんなは、ちゃんとガイドさんの言う事をしっかり聞いて、走り回ったり大声を出したりしないようにしましょうね。
そんなこんなで、ヤマサ醤油工場見学に行ってきましたけど、基本工場見学では撮影禁止にしているところが多く、なかなか皆さんに詳細をお伝えするのが難しいですが、たまには遊園地ではなく、このような私たちに身近なモノのできるまでを調べに、工場見学も良いものですよ。
お土産も貰えますしね。(笑)
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