栃木県庁 昭和館 訪問日2016年4月3日
先日、朝の徘徊散歩をしていたときの事、目の前に20代前半のキレイな女性がウォーキングしているではありませんか。
『いい匂いがするなぁ・・・何の香水を使っているんだろ?』
匂いに誘われるまま、女性をストーカーの後ろをついて歩くと、ある建物が目に留まります。
『いつの間にか県庁前まで来ちまったよ。』
女性をつけ回しているうちに、ずいぶんと遠くまで歩いたようです。
『あれっ!?前回訪れた時は、この建物に気付かなかったぞ。』
過去にブログのネタにした時は、この建物の存在に気付かずに、どうやらスルーしてしまったようです。
栃木の宇都宮市のごく一部を知ったかぶりで紹介するブロガーとして、とんでもない失態です。
『これは早急に再訪しないと、福田富一知事から県の公認を取り消されてしまうぞ!!』
(そうだ!今度、本気で栃木のゆるブロガーの公認を狙ってみよう。)
残念ながらこの時は朝の7時頃だったため、日を改めて出直すことに決めました。
ついでに女性も見失ってしまいました。(-_-;)
次の日曜日、この日の出来事をすっかり忘れてしまった豚耳は、のんきに八幡山公園で花見を愉しんでいました。
桜の下では若い女性たちがビールを片手にスカートの中身をチラ見させながら盛り上がっております。うら若き女性のこのような姿は教育上全くけしからんですな♪
ひと通りチラ見を愉しんだ後、ある思いが脳裏をかすめます。
『宇都宮城址公園なら、子供を連れた若奥さんたちの花見が愉しめるんじゃね?』
そうと決まれば早いとこ八幡山公園を後にします。
八幡山公園を南に下ると目の前には県庁の建物がそびえ立っております。
ここでようやく大切なことを思い出します。
『このペースでブログの記事を書いていたら、読むのがメンドーになって画面を閉じられるんじゃね?』
そんな事になったら栃木のすばらしさを紹介するブログとして本末転倒です。
というわけで、これより先はダイジェストでお送りします。
今回訪問したのは、我が栃木県の最重要拠点である、栃木県庁本館の東向かいにある、『昭和館』です。
昭和館とは、4代目の栃木県庁舎であり、昭和13年から平成15年までの65年もの長きに渡って栃木県のシンボルとして君臨してきた建物です。
そういえばウチの親父も65年も長きに渡って、豚耳家に君臨し続けておりましたな。
さっそく中に入ってみると、質素な外観とは違い、豪華な造りになっています。
似たような階段で『宇都宮東武百貨店』の階段を思い浮かべますが、こちらの方が質感は数段豪華です。
さすがに栃木のトップに君臨した建物だけのことはあります。有名デパートの豪華さなど足元にも及びません。
館内はこのようになっています。まずは1階から見ていきたいと思います。
こちらの豪華な机、説明を呼んだんですけど、失念してしまいました。(汗)
そういえば小学校の机の裏側には、決まってハナクソがびっしり付いていたもんですが・・・。
奥の部屋の扉は、さながら銀行の地下金庫のようですね。
きっとこの部屋には栃木県の隠し財産や県民の皆さんには見られては不味いものが隠されていたのでしょう。
そういえば、うちのばあちゃんが県庁に行った後、記憶を失くしたことを思い出しました。
もしかしたら私の記憶も消され、昨夜の晩御飯さえ思い出せなくなるかもしれません。
やはりありました、こちらの高価そうな壷は、4代目県庁舎の設計を担当した佐藤功一氏の作品だそうです。
栃木県はこの壷に、いったいいくらの価値を付けたのでしょうか?
ちなみに2階は正面玄関なので飛ばします。
3階は市町村情報室です。
市町村ごとに、観光スポットや特産品などを書いたポスターを展示してあり、その前にはその市町村に関するパンフレット等が所狭しと置かれていました。
市町村によっては、所広しに置かれていましたが・・・
ちなみに平成の大合併で栃木県からは、村というものが姿を消してしまいました。
国の重要文化財の神橋のミニチュアが置いてあります。
ミニチュアサイズでもウチのリビングには置けませんが・・・
これ何だか分かります?
昭和のビルディングには必ずと言っていいほど設置された装置で、『ダストシュート』と呼ばれるものです。
蓋を前に引き出すと大きな穴が現れ、その穴にゴミを投入すると真下にあるゴミの集積所までゴミが落下するという画期的な装置です。
ちょうど鼻をかんだティッシュの処分に困っていたとこでした、さっそくダストシュートの使い方を実演してみたいと思います。
『穴、塞がれてんじゃん・・・』
きっと豚耳のように、鼻をかんだテッィシュを捨てる人が、後を絶たなかったのでしょう、来館する際にはゴミ箱持参でお願いします。
つづいて4階にある最後のダンジョンです。ラスボスの部屋の前に土足現金の文字が・・・。
『靴下に穴が開いてるんだよな・・・しかも足が臭い・・・』
周りに人がいなくなるのを待って、いざ突入です。
中に入るとラスボスは退治された後のようです。せっかく足を臭くしたのに残念です。
中はとても広く、例えるなら豚耳家のリビングの半分程度の広さでしょうか。
楽にハンカチ落としができる広さです。
『せいちょう』(何故か変換できない)と呼ばれるこの部屋は、表向きは大切な行事や顕彰につかをれたそうです。
しかしこの豪華な装飾や豪華なシャンデリア、きっと豪華なパーティーが夜な夜な繰り広げられていたのかも知れません。
これだけの見ごたえがありながら、豚耳の他に来館者は2組でした。
せっかく無料にしても、このままでは維持費だけが掛かり税金の無駄になってしまいます。
県民にもっとよく知ってもらい、月いちで乃木坂のコンサートを開けばもっと人と金が集まるのではないのでしょうか。
おまけ
秘密の地下室は、免震装置見学室になっていました。
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