豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

至極のカレーにお値段もビックリ! 【ドンピエール東京エクスプレスカレー】 訪問日2016年8月24日



遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。2017年も豚耳さんぽを宜しくお願い致します。


今年はブログの更新に昨年以上、一層精を出して頑張りたいと思いますが、新年最初の更新がこの記事とは、先が思いやられますね。



話は変わりますが、今年は豚耳、先々の事を考え、何か資格を取得しようかと考えております。


昨年リストラに遭い、この歳で転職活動を経験しましたが、いつまたリストラに遭わないとも限りません。


まだ何の資格を取るのかも決めておりませんが、定年後も見据えて、定年後も再就職に有利な資格にしようかと思います。


なにかアドバイスがあれば、宜しくお願い致します。






さて、帰宅の途に就くため東京駅に着いた豚耳は、宇都宮に向かう電車の時間に余裕があったので、ここで晩御飯を食べることにしました。


数ある東京の駅ナカ飲食店の中から今回チョイスしたのは、『ドンピエール エクスプレスカレー』です。


選んだ理由としては、時間の関係でサッサと食べられる事と、お金を使いすぎたので、あまり高くないもの、そしてブログのネタに出来そうな店であることです。



というわけでさっそく中へ入ってみます。








豚耳が訪れたときは、時間が遅かったせいもあってか、先客は若い女性の三人組と、このオッサンだけでした。


普段豚耳は店の雰囲気や客層で、店のポテンシャルがだいたい分かるのですが、先客が本を読んでるこのオッサンではあまり参考にはなりません。


その時、三人組の女性達がレジに向かいました。



『ここは私が出すから・・・』そう言って出したクレジットカードが黒色をしていたのを見逃しませんでした。


見た感じ20代半ばでしたが、何者だったのでしょうね。








当然ながら初めてのお店なので、一通りメニューに目を通すことにします。



まずは8月のみの限定メニューだったらしい『食べるスパイスカレー(大辛)』です。


この店で一番辛いと言い張る『チョモランマカレー』のさらに2倍の辛さを誇る激辛カレーだそうです。


このメニューのおかげで『チョモランマカレー』は2位の座に転落したのに、何か矛盾してますよね。


ちなみにこちらのメニュー、東京駅ナカとその周辺の飲食店64店舗で企画された『東京ウマ辛飯リレー』の企画メニューだそうで、残念ながら現在は提供してないみたいです。


しかし辛い食べ物のオマケがフーセンガムというのも、なんとなくヘンですよね。


おまけに企画メニューだからかもしれませんが、カレーライスとしては、お値段がチョットだけ高めですね。


さてキワモノのメニューは置いといて、レギュラーメニューにも目を通してみましょう。








どうやらまたしても、やらかしてしまったようです。


すき家のポークカレー大盛が軽く3杯は食べられる値段です。


東京駅という立地を考慮してもチョット高すぎる価格設定ですよね、ひょっとしたら都会に蔓延るというボッタクリカレー屋でしょうか、それとも通貨単位をジンバブエドルとでも間違えたのでしょうか。









明らかに世界中のセレブ達をターゲットにした、メニューのラインナップです。


庶民派グルメブロガーの豚耳には、完全にアウェイ状態です。


なにも注文せずに店を出ることも考えましたが、既に水を口にしてしまった手前、気が引けてしまいます。


たかがカレーごときに、ランチバイキング並みのお金を払うのですから、メニューを見る目も真剣になります。








カレーは種類毎にルーを変えてあるみたいですね。


トッピングだけで種類が多いように見せる某庶民派チェーンのカレーとは違いますね。


我々庶民はカレーの味を表現するとき、ココイチのカレーとか、すき家のカレーといった表現をいたしますが、セレブな方たちは『どこそこの◯◯カレーはスパイシーでヘルシーで美味しゅうございます』といった表現をしたりしますが、これだけカレーの種類が多いと納得してしまいます。








欧風カレーだけではなく、インド風カレーも選べますね。


こどもカレーが値段がリーズナブルですが、東京に来てまで貧乏人をアピールする勇気は豚耳にはありません。










肉が食べられない人向けに、ベジタリアンメニューがありますね。


レモンライスが安いですが、わざわざカレー専門店に来てまでコレしか注文しないのも変ですよね。


ましてや豚耳はブラックカードどころかクレジットカードすらも持っていない、現金主義の庶民です。


ある程度見栄を張らないと、庶民の代表として来ている以上、店員に舐められないようにしないといけません。



『いまどきフリーターだってクレジットカードぐらい持ってるぜ。』



豚耳だって一度や二度はクレジットカードに憧れたことはあります。


それは豚耳がガソリンスタンドのキャンペーンで、『今ならカード新規入会でガソリンが◯円値引きになります!』と女性店員に勧められ、申し込みをしたら審査ではじかれたという苦い経験があります。


2度目は自分が経営していた店のグループ企業で発行しているカードでも審査ではじかれてしまいました。



それ以来豚耳は、クレジットカードを持つという夢は諦めてしまいました。



クレジットカードの審査基準って、何を基準にしているのでしょうかね。


ちなみに銀行のマイホームローンの審査は、当時フリーターだった豚耳でも問題なく通りましたが・・・。








アルコールも置いてあり、しかもワインやカクテルなどオシャレないかにもセレブ達が喜びそうなラインナップです。


酒が飲めない豚耳ですが、カレーに合う日本酒があれば飲んでみたい気がします。







ケーキセットなるものもあります。


本日のケーキにコーヒーまたは紅茶が付いて930円だそうです。


豚耳にはもう高いのか安いのかさえ分からなくなってくるほど、金銭感覚が狂ってまいりました。


これがセレブ御用達の店の魔力なんでしょうね。








というわけで散々迷った挙句、金銭感覚が麻痺した豚耳たちは、夫婦そろって最高傑作の『特製ビーフカレー 1,650円』をオーダーしました。


しばらくすると薬味が運ばれてきました。


さすがセレブ御用達のカレー店は違いますね。 贅沢にも薬味が3種類も付いてくるんです。


ちなみに右から、らっきょう・福神漬け・レーズンの順で入っていますが、残念なことに豚耳は、らっきょうと福神漬けが嫌いなうえに、カレーにレーズンは合わないと考えているので、せっかくのセレブ気分を味わうことが出来ませんでした。








やっとカレーが運ばれてきました。


見たところフツーのビーフカレーですね。



値段が値段ですから、実物はとてつもなく量が多いとか、高価なお皿を使っているとかを想像していたのですが、またっくもって地味です。


お皿もヤマザキ春のパン祭りで貰ったお皿のようです。


でも1,650円もするのですから、きっと今まで食べたこともないような美味しいカレーなのでしょう。








とろみが少ないカレーは、香りはスパイシーですが、思ったより辛くはなく、辛いのが苦手な方でも安心して食べられます。


味の方は何と表現したらいいのか・・・。



とにかく豚耳が今まで食べた外食カレーの中では間違いなくNo1のカレーです。



正直『カレーなんてドコで食べても味に大差なんてないでしょ?』と思っていましたが、とんだ誤解をしてました。








よく女性のグルメリポーターが『お肉が口の中で、溶けてなくなっちゃいましたぁ~。』というセリフを聞きますが、『チョコレートじゃあるめぇ~し、肉が溶けることなんかあるわけねぇべ!』と常々思っていました。


ところがところが、世の中にはあるんですね~、溶けるお肉。


普通は肉を柔らかく煮込むと、肉の旨みが抜けてしまい、ボソボソとした食感だけが残ってしまいますが、このお肉は口の中に旨味が広がり、旨味だけを出し切った後にお肉自体は消えてなくっちゃうんです。


まさにアンビリバボーですね。








最初は『量が少ねーな!』とか、『ヤマザキの皿なんか使ってんじゃねーよ!』とか言ってましたが、全て撤回させていただきます。


いやぁ~、ここのカレー最高ですわ。


高いと思った値段も、実際に食べてみるとかなり良心的な値段に感じます。


みなさんもブラックカードを使える身分になりましたら、一度来店しては如何でしょうか。








長かった東京編も終わり、各駅停車で宇都宮に帰ります。









ドンピエール エクスプレスカレー 東京駅店
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅 改札外 1Fキッチンストリート
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休
駐車場 無し