ラーメン 武蔵 訪問日2016年1月17日
仕事で目の前を通る度に『タケゾーのヤツ元気かなぁ…』と昔を懐かしみ、いつか再会を果たそうと思い続け、やっと念願が叶う日がやってきました。
『アイツ何時からラーメン屋なんか始めたんだろう…』
でも『タケゾー』という名前は、日本人でそう多くはないので、おそらく間違ってないでしょう。
そういえば昔は違う住所だったような気がしますが、きっと結婚でもして、住所も変わったのでしょう。
店内に入り、空いているテーブル席に座ります。
本当はタケゾーの仕事姿を見たくて、カウンター席に座りたかったのですが、カウンターの上は、ドンブリやコップが乱雑に置かれ、席の半分以上のスペースを占領してました。
相変わらず整理整頓が苦手なようです。
中学校ではいつもロッカーの中がいっぱいで、扉が閉まらなかったのを思い出しました。
店内は団体のお客さんが居ることもあり、結構な賑わいです。
店員さんもかなり忙しいのか、常に動き回っていました。
これでは久しぶりの再会を喜ぶ場合ではありません。先にラーメンを食べて、タケゾーの手が空くのを待つことにします。
ここの店員さんは若く、美人な女の子ばかりです。タケゾーの娘でしょうか?。
顔はタケゾーに似てないので、きっと母親似なのでしょう。
注文を待つ間、店内を見回すと、こんなものを見つけました。
相変わらず、こだわりの多い男です。
そういえば中学校時代も、運動靴は必ず『アシックス』を愛用してましたね。
クラスメートからは『アシックセー』と呼ばれていたことを思い出しました。
確かに足は臭かったです…。
昔を懐かしんでいると、ラーメンが出来上がったようです。
ちなみにカミさんは、『辛味噌ラーメン』を注文しました。
私はタケゾーの手間を掛けたくなかったので、カミさんと同じメニューにしようとしましたが、辛いものが苦手なので仕方なく『味噌ラーメン』をオーダーしました。
けっこうな具だくさんなラーメンです。もしかすると私の存在に気づいたタケゾーが、サービスでトッピングを載せた、特別バージョンかも知れないです。
スープはしっかりとして、とても味オンチのタケゾーが作ったとは思えない完成度です。
麺は中太のちぢれ麺です。
チャーシューは、お馴染みの煮豚ではなく、叉焼豚を使っています。こんなとこにもタケゾーのこだわりが垣間見えます。
『チャーシューといえば焼豚だろ!』
タケゾーのそんな声が聞こえてきそうです。
オイオイ、いくら何でもサービスのし過ぎだろ。
久しぶりの旧友との再開とはいえ、コレじゃあ儲けが殆どありません。
算数が苦手だったから、原価計算が出来ないだけかも知れませんが…
餃子も他店と比べて、大きめのサイズです。
やはり原価計算が出来ないのか、はたまた負けず嫌いなだけなのか…。
彼の性格から言って、間違いなく前者の方ですが。
食事が終わってタケゾーの手が空くのを待っていると、こんなものが…。
『22年前の創業当時って、アイツ去年まで工場勤めだったじゃねーかよ。』
写真の人物も、タケゾーと比べ物にならないほど、スマートです。
夢中でラーメンを啜っていたカミさんが一言、
『さっきからタケゾー、タケゾーってうるさいけど、この店ムサシだよ。』
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