地上にあるのに地下鉄とは これ如何に? 【地下鉄博物館】 訪問日2017年5月16日
次に訪れたのは、東京メトロ葛西駅の下にある、『チカハク』こと地下鉄博物館にやって来ました。
どうもこのパソコン、変換キーを押すと、とんでもない誤変換をしてしまうようで、『知佳穿く』とか『千佳吐く』と変換されてしまいます。
こんな誤変換、他人に知られたらと思うと、恥ずかしくてブログも書けません。
決して豚耳、いかがわしい趣味は持っておりませんので、全国の女子高生のみなさん、安心してこのブログを読み進めてください。
いやあ~、事前に場所を調べたら、東京メトロ葛西駅の下と表示されたので、『おっ!地下にある博物館とは、さすが東京メトロ!。展示物をどうやって入れたかを考えると、今晩眠れなくなっちゃうなぁ~』とか考えながら駐車場から歩いて行くと、『知佳穿く』の建物は、『痴情』に・・・、もとい、チカハクの建物は地上にあるではありませんか。
どうやら東京の地下鉄は、高架になってるようです。
我々、田舎モンの常識では地下鉄は地下を走るものだと教えられてきましたが、さすが『東京には空がない』と言わしめた日本の首都です。
きっと『地下組織』や『地下アイドル』の芸能事務所も、きっと高層ビルにオフィスを構えているのかもしれませんね。
入口には他の鉄道関係の施設と同じように、自動改札があります。
もちろん入るときは普通に入れたのですが、後ろを振り返ってみると、なんと一方通行の自動改札ではありませんか。
実はこの地下鉄博物館、効率よく見て回れるように、出口は反対側なんです。
つまりココを出るには、全部見ないと出口に辿り着けないのです。
ちなみにこの日の営業時間は午後5時迄で、豚耳が入館したのが午後4時25分だったのです。
何が言いたいのかと申しますと、モタモタしていたら、出口に辿り着く前に閉館してしまい、最悪の場合、翌日までココで過ごさなくてはなりません。
そんなわけで、ゆっくりと見学ができなかったので、今回も写真は少なめです。
こちらの車両は丸の内線第一号車である、300形のトップナンバーです。
なんかトップナンバーとか口に出すと、鉄道オタクのように思われますが、この豚耳、自慢じゃありませんが、国鉄113系と115系の見分けがつかないほどの、ニワカ鉄オタです。
それにしても、今やすっかり東京メトロの名が定着しましたが、豚耳たちの世代はやっぱり営団地下鉄と呼ぶ方がシックリきますね。
東京に来たときはよく地下鉄を利用するのですが、地下鉄って本当に便利ですよね、豚耳は池袋に行くとき、営団副都心線をつい利用してしまいます。
いや~、懐かしい車両ですね。
こちらの黄色い車両、東京地下鉄道1000形といいまして、現在の銀座線の上野ー浅草間の開業に合わせて作られた車両だそうです。
銀座線の開業と聞いて調べてみたら、昭和2年に製造されたようですね。有名人で言えば、京 唄子師匠とタメ歳みたいです。
じつはここで皆さんに、お詫びと訂正があるのですが、先ほど豚耳、いかにも昔この車両をさんざん利用していたかのような口ぶりで、つい懐かしい車両などと口走ってしまいましたが、東京に住んだことはないうえに、この車両は豚耳が生まれる前に引退しておりました。
この場を借りてお詫びを申し上げます、
開業当時に掲げられていた看板のようです。夜間営業というのが地下鉄ストアらしくていいですね。
『闇市』と並んで昭和の東京のアンダーグラウンド的な様子が浮かんできます。
ところで『ちん餅』って何なんでしょうね。カミさんに聞いてみると、急に顔が真っ赤になり『変な事聞くんじゃねーよ!』と怒られてしまいました。
実は豚耳、ちん餅の意味を知ってるのですが、昔は近所に餅つき屋さんがいて、もち米を持ち込むと餅をついてくれる商売があって『賃餅』と言っていたのです。
今と違って『サトウの切り餅』が無かった時代、お正月や冠婚葬祭と活躍しました。
たしか和菓子屋さんかなんかが本業の片手間なんかでやっていて、豚耳の家でもつきたてのお餅を配達してもらった記憶があります。
豚耳の父親はバカ面丸出しで『おっ!チンコロ餅きたか』と言っては、はしゃいでおりましたが・・・。
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こちらは運転シミュレーターです。
実際に使われていた運転台に、大型のモニターを組み合わせた、かなり本格的なシミュレータで、リアルな映像と相まって、気分は電車の運転士です。
カミさんの後に豚耳も運転台に座りましたが、実は係員のこのオッサン、かなりの癖モンです。
『方向幕よ~し!キーよ~し!ブレーキよ~し!』
係員のオッサンの冷たい視線を感じますが、全く気になりません。こちらは運転士ですが、一応はお客さんでもあるわけです。
運転台に豚耳のGショックをセットして、『時計よ~し!』
ユーチューブで運転士の動画を漁っていたのは伊達じゃありません。
『戸閉めよ~し!信号よ~し!』
もうね、テンションはアゲアゲです。
『出発進行~!』
マスコンを一気に手前まで引こうと手を掛けようとしたら、係員のオッサンが先にマスコンに手をかけていて、『まずマスコンを引くと走り出します。』そう言うと、何と豚耳に断りもなく、勝手に電車を走らせてしまったではないですか。
呆然とする豚耳をよそに、オッサンは電車を走らせ続けます。
『ここでマスコンを戻します』
オッサンの目は完全にプロの目です。
『ココでブレーキ!』
結局最後まで豚耳がマスコンを握ることはありませんでした。
ここで閉館時間になったので、おそらく豚耳の小ネタにしびれを切らした係員が、時間を気にするあまり操作してしまったのでしょう。
そんなわけで、もう少しゆっくり館内を紹介したかったのですが、残念ながらトイレを借りて『チカハク』をあとにしました。
住所 東京都江戸川区東葛西六丁目3番1号
東京メトロ東西線葛西駅高架下
TEL 03-3878-5011
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休刊日 毎週月曜日(祝日・振替休日となる場合、その翌日)
年末年始(12/30~1/3)
夏休みの8月第1・2週目の月曜日は開館
地震などの自然災害が発生した場合または当館の都
合により、臨時休館または休館日(時間を含む)の
変更をする場合があります。
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