今話題の築地でランチ 【栄寿司】 訪問日2016年8月23日
前回、東京駅に向けて出発した豚耳ですが、いきなり電車を乗り間違えをしてしまい、前途多難なスタートを行ってしまったわけですが、なんとか赤羽駅で乗り換えることが出来、無事東京駅にたどり着く事ができました。
しかし東京駅は広いですなあ~。
バスの停留所を探すのもひと苦労です。
豚耳はバス停を探すために、都バスの案内所を探し回りましたが、ちょうど丸の内口周辺の工事の為、以前あった場所から移転してしまったらしく見つけることが出来ませんでした。
一応、交番のおまわりさんに聞いてみたのですが、あまりにも長い呪文を唱えるだけでしたので、諦めてしまいました。
せめて豚耳のようなおのぼりさんのために、都バスの案内所の案内所を作ってほしいです。
ようやくバス停に辿り着くと、すぐにバスがやってきました。
今回は『都バス一日乗車券』を乗車時に購入しました。
この『都バス一日乗車券』、購入当日内でしたら一日に何度もバスに乗ってもOKなんです。
しかも年齢制限もなく東京都民以外の方たちでも購入が可能なんです。
『でもお高いんでしょ?』
『そんなことはないですよ、奥さん!』
豚耳さんぽでは今回、皆さんに自信をもってご紹介いたします。
都営バスを23区内ならどの路線でも利用できて、しかも一日に何度・・・いや、何百度でも利用できる都バス一日乗車券が、今回は500円でご紹介させていただきます。
しかも消費税込みでのこのお値段、東京の観光にぜひ利用されてみてはいかがでしょうか?
バスを降りるとあいにくの雨・・・というか突然のゲリラ豪雨。
前日台風の影響もあってか、この日は大気も不安定でした。
この日のライブは武道館なので、一応天気による影響には左右されませんが・・・。
そのあとも雨は降ったり止んだりが続きましたが、ダッシュで目的地まで辿り着きました。
写真を見ただけで勘の良い皆さんは、全てお分かりでしょう。
そうです!今回は電車ではなく、バスを乗り違えた豚耳は、築地の場外市場へやって来てしまいました。
でもそんなことが日常茶飯事な豚耳は、少しも慌てません。
カミさんには、さも最初から計画していたかのように振る舞います。
『やっぱ東京でランチと言えば築地でしょ!』
実はさっきのゲリラ豪雨の間にスマホで検索して、オススメの店を見つけていたんです。
今回訪れたお店は『栄すし』です。
築地場外市場の細い路地を入って、『ぜったいこんなトコに、すし屋なんかないべ!』というような、まさに隠しダンジョン的な場所に、お店がありました。
この写真付きメニュー、なんと店の外に貼ってあるんです。
しかも店の向かい側の建物の壁に。
最初、すぐ横の扉が入口だと思って、入ろうとしちゃいました。
まさかお店が反対側にあるなんて、夢にも思いませんでした。さすが東京、さすが築地です。
店内は予想に反して、かなり狭いです。
カウンター3席と二人掛けのテーブル席が3つあるだけです。
ネットではかなりの人気店とのことで、50席くらいの広さを想像してたのですが、かなり店内は狭いです。
これじゃビッグダディ一家も家族そろって食事をすることはできません。
『ホントに人気店なのかよ・・・』
昼時だというのに、豚耳たち以外お客さんがいないのも気になります。
壁には注意書きが書いてあります。
余程残す人が多いのでしょうか?逆に欲しい方のみ付けた方が、お客の立場からすれば好印象なのにね。
豚耳的には罰金を取るシステム、かなり嫌いです。
あまりの狭さに、女将さんが店の外から注文を聞きに参ります。
張り紙に書いてあるように、ガリ抜きでオーダーします。
女将さんの通すオーダーに、寡黙な店主は黙って調理を開始します。
なんか職人気質って感じでいいですね。
豚耳の知っている大衆食堂のオヤジは、注文をしてから30分は話に夢中になり料理が出てきません。
昼飯を食うために入ったはずが、店を出るころには夕方なんてザラです。
しかも、そのオヤジの決め台詞が『晩メシも食ってく?』です。
さすが寡黙な店主、10分掛からずに料理が店の外から運ばれてきました。
『おまかせ丼(ガリ抜き)1700円』です。
見てください、このドンブリからこぼれ落ちそうな具材のボリューム。
東京の築地ですよ! 少ない客席ですよ! 場所代だけで原価割れしてるんじゃないでしょうか?
これなら『残したら罰金、外人美女はパツキン!』というのも仕方ないですね。
こちらは魚のあら汁です。これを目にした瞬間、戦慄が走りました。
『魚のアタマが入っていたらどうしよう・・・。』
※事の詳細はこちらの記事をどうぞ
あら汁も残したら罰金の対象でしょうか? 豚耳の脳裏に後悔の念が浮かびます。
なぜ注文時に断らなかったのでしょうか。
Tシャツの背中の部分が、デブ汗でびっしょりです。
不安で財布の中身を確認しますが、罰金を払うと完全に予算オーバーとなり、この後の武道館ライブで、人気アーティストのグッズを諦めなければなりません。
そのとき、ふとカミさんの方に目を向けると、夢中でマグロを頬張っており、店主は包丁を洗っています。
『今を逃したら助かる道はない。』
次の瞬間、目にも止まらぬ早業で、そして誰にも気づかれることもなく、カミさんのお椀の中に、あら汁の具を入れることに成功したのです。
しかし入れる瞬間、大事なことに気付いてしまったのです。
『あっ!あ・・・あたま・・・入っていない・・・』
後悔先に立たずです。
気を取り直して、『おまかせ丼』を食べようと、ワサビを溶いた醤油を丼ぶりにかけようとした瞬間、女将さんから注意が入ります。
『白身魚には塩がかかっていますので、そのまま召し上がってください。』
えっ⁉ 醤油を掛けちゃダメなの⁉
ひょっとしたら栃木ではメジャーな誰もがやっている食べ方が、花のお江戸東京では、マナー違反なのかもしれません。
こう見えてもこの豚耳、にほんブログ村の栃木県情報ランキングで、PC・スマホ・タブレットを駆使した結果、ランキングがシングルのブロガーです。(2016年9月3日現在)
豚耳が栃木の食べ方を押し通した事によって、栃木の皆さんが築地への出入り禁止になることだけは、栃木を代表するブロガーとしては、回避しなくてはなりません。
さすが本場築地の生ワカメは、新鮮でシャキシャキです。
豚耳がいつも食べている、ふえるわかめちゃんとはちがいますね、ワカメがこんなに歯ごたえがあるものだなんて思いませんでした。
これならワサビ醤油がなくても、なんとか食べることができます。
マグロの聖地と呼ばれる築地ならではの身の厚さです。
『これがマグロの味を最高に引き出す厚さだよ。』
こんな築地の声が聞こえてきそうです。
100円回転寿司の『いちおーマグロでしゅ。』とは、マグロに対する思い入れが違いますね。
ワサビ醤油がなくても、美味しく頂けました。
帰る間際に入店した若い女性客に、寡黙な店主が突然饒舌になりましたが、きっとこの女性客は晩メシもここで食べることになりそうです。
ブログのネタにするなら、社長の店にすれば良かったかな。
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