豚耳さんぽ

やあ (´・ω・`)
ようこそ、豚耳さんぽへ。
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このブログを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このブログを作ったんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

ばんから 宇都宮店       訪問日2015年11月29日




この日、睡眠不足の豚耳夫妻は、散歩と遅めの昼食の相乗効果もあり、帰宅後睡魔に襲われ、抵抗虚しく深い眠りに就いてしまいました。
『腹減ったブゥ~』
日付の変わる頃、突然の空腹に襲われた豚耳は、カミさんを起こします。
『腹減ったから何か作って欲しいブゥ~、そうじゃないとオマエを食べちゃうぞ~。』
『面倒くさいから、逆に豚耳くんを食べてやるぅ~。』






ひと通りイチャイチャした後、向かった先は、江曽島町にある『東京豚骨ばんから 宇都宮店』にお邪魔しました。

こちらのお店は、年中無休で営業時間も深夜の2時まで開いていて、基本夜型生活の豚耳夫妻としては、たいへん有り難い存在です。場所は陽南中学校の向かい側です。





メニュー表を開くと、店名の由来とお客さまに対する精神を語っています。

お店の想いが熱気と成り、スープの温度も熱く感じることでしょう。しかし空腹の私達にはラーメンの事で頭がいっぱいです。






つけ麺のページです。ほんのり甘いつけダレの文字が目を引きます。

つけ麺ファンには堪りませんでしょう。つけ麺アンチの豚耳でさえ、チョッピリ気になりました。






とんこつラーメンのページです。白濁したスープは『これぞとんこつ!』と言った感があります。まさに正統派豚骨と言ったところでしょう。






この店は写真を上手く使い、メニューを紹介しています。

まさに『そうきたか!』という感じです。豚耳も今夜はお店の策略に嵌まって、高めなメニューに手を出してみます。






長期熟成味噌にこの写真、『これは期待できるブゥ』早く食いたい。






『出来立ての角煮とラーメンをお楽しみください』

くぅ~っ。この角煮も旨そう、手間暇かかっているこの角煮、不味い訳がない。
これはリピーターになるしかないぞ。






店の看板メニューです。メニュー表の最初のページでないところが、お店の控えめな想いより、寧ろ自信に満ち溢れているような思いが伝わり。

まさに真打ち登場といった感じです。







家族や会社の先輩に連れられて来店される方の中には、豚骨ラーメンが食べられない方もたくさん居ます。そんな方達にもこの店は、中華そばで暖かく迎えてくれます。

昨今、店主のこだわりで、『ウチはイノシシとクジラ肉でダシを取ったメロンラーメンしかやってねーよ。』という店が増える中、店主のお客さまを愛する精神が伝わってきます。






しかもメニューには全て、英語で表記されています。日本人だけでなく外国から出稼ぎにきて日本に馴染めず、友達も出来ず言葉の壁にも悩んでいる外国人労働者にも、この店は暖かく迎えてくれます。

これでジンバブエ人労働者も英語だけを学べば、なんとかこの国で生きていくことができるでしょう。






若い女性の中には、『ラーメンが食べたい』と言いながら、『寝る前のラーメンは太るのよね~』と言う方達をよく見かけます。

『今更手遅れだよ』と言いたくなりますが、この店は違います。
『キミは食べてる時の姿が一番チャーミングだよ♡』と、ご飯物も用意されてます。
物は言い様ですね。勉強になりますっ。






これだけでは終わりません。『キミのためだけに作ったんだ』

くぅ~っ、女ゴコロを分かってらっしゃる。餃子は別腹ですもんね。






ラーメンの締めは、やっぱりビールですね。

愛犬ポチの遺言で、豚耳はアルコールを飲みませんが。






豚骨ラーメンには定番の紅ショウガがテーブルにおいてあります。

気のせいか少し干からびていて、まるで『アタイ、いつもアンタの引き立て役ばかりだよねぇ』と言っているような気がします。
ヤサグレ感、ッパねーっす






オーダー品が運ばれて参りました。カミさんが頼んだ『赤辛ねぎとんこつ』です。

豚骨特有のクセが無く、豚の程良い甘さが引き立つスープだそうです。
流石グルメな人のコメントは、ひと味違います。






私のオーダーした『ぶたみそ大盛り』と餃子とライスです。『ぶたみみ大盛り』ではありません。

もちろん共食いでもありません。






先ずは恒例のルーティンから、まさに長期熟成の『手前味噌』、私はこのスープと出会う為に生まれてきたのかもしれない。





麺は中太ちぢれ麺、まさにこのスープにしてこの麺。例えるなら、ジャッキー佐藤とマキ上田がタッグ組んだ以上の衝撃、私の思わずあの名曲『駈け巡る青春』を口ずさんでいました。






特製甘辛ダレで煮込んだ豚バラ肉は、ひと口食べると口の中に、その美味しさが広がります。豚バラ単体だけでも、十分主役を張れるだけの実力なのに、あえて脇役に徹する精神。私は密かに豚バラ界の『平岩  紙』と呼びたいです。






問題はこの餃子、最初に見たとき『おいおい、餃子焦げてんじゃねーかよ。店長呼んでこいやっ!』と優しく提案しようと思いましたが、『食べてからクレーム入れた方が得じゃね』と思い直し、ひと口かじると…。






パリッとした食感とモチモチした食感が合わさり『ユウジとタカ』の『あぶない刑事』コンビのような危険な組み合わせに加え、溢れ出す肉汁と厚めの皮に包まれた中身の具がまるで、グラマラスな浅野温子を彷彿とさせ、名車F31レパードを思い出せてくれます。






それにしても本当に美味しいラーメンでした。

ご馳走さまでした。